名水「天川の水」が流れ込む清らかな保々見湾の海水を使い、伝統的な手しごとで丹念に作られる天然塩、それが海士乃塩です。全工程に1〜2ヶ月を要します。
★海水濃縮
保々見湾の海水をくみ上げ、濃縮棟で海水を濃縮します。濃縮棟の中には大量の竹枝が吊してあり、海風に当てながら海水を竹枝に何回転も這わせることにより、海水を蒸発させていきます。
★平釜焚き
島内の薪を使って昔ながらの方法で海水を煮詰めます。海水が煮詰まり、一定量の塩が精製できたところで、にがりを分離させます。
★天日干し
精製した海士乃塩を天日干し棟で乾燥させます。季節により乾燥時間を調整しながら、適度に乾燥させます。