ハチドリのひとしずくいま、私たちに出来ること
森が燃えていました
森の生き物たちはわれさきにと 逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
クリキンディは伝えてくれているのです。
私たちはあまりに大きな問題や困難や力に取り巻かれてしまう時、
それを考えるだけで気が遠くなってしまったり、
あきらめや無力感に心を支配されてしまいますが
どんな困難な中にいても、私たち一人一人には「出来ること」が必ずあるんだよと。